鹿児島県の肝付町にある,肝付町立内之浦小学校のブログです。 学校教育目標「心身ともにたくましく,しなやかに生き抜く内之浦の子の育成」に向け、校訓 「かしこく」・「 やさしく」・「 たくましく」をスローガンに,児童45人,教職員16人,日々充実した学校生活を送っています。 授業や学校行事,校内のようすなど,内之浦小学校の日々をお伝えします。
2024年5月17日金曜日
集団の良さ
一年生が体育で「縄跳び」に取り組んでいます。これは「8の字跳び」といいます。跳んだ子供は反対側に回り込んで逆の方向から縄を跳ぶ,ということです。決められた時間内に何回跳べるかを競うものです。
一年生なのに上手に跳んでいますね。見ていると自分が跳ぶのを頑張ることはもちろん「○○さんがんばれぇ!」とか「○○ちゃん,いけぇ!」などと他の人を応援する声が聞こえてきます。
跳ぶ子供は周りのみんなに応援されることできっと嬉しいことでしょう。また,応援する側も,相手の頑張りを見て元気をもらうことでしょう。
何か一つのことを頑張っている時,自分一人で取り組むことと,仲間と一緒や他の大切な人のために取り組むのでは限界が変わります。不思議です。他の大切な人のために頑張るとさらに頑張れるのです。人間が社会的動物であるといわれるゆえんだと思っています。
一年生の子供たちはびっくりする位たくさんの回数を跳んでいました。
これからも,お互いに励まし合いながら伸びていって欲しいと思っています。
ここで一句「頑張れと言って言われて若葉風」
2024年5月16日木曜日
めだかの学校
小学5年生の理科に「めだかの学習」があります。5月は「めだか」が卵を産む季節です。子供たちは「めだか」の卵を観察したり,生まれたばかりの「めだか」の赤ちゃんを観察したりします。その時に「解剖顕微鏡」といわれる新しい器具の取り扱いも学びます。
実は「めだか」がどこにでもいそうでいないのです。そこで近隣の学校や地域の方に声を掛けたところ,たくさんの「めだか」をいただくことができました。
子供たちが観察していく「めだか」は「サタンの黄ビレ」といわれる種類なのだそうです。尾びれに黄色の線が入っています。卵を産み付ける場所は水草にかぎらないとのこと。人工水草もいただきました。発泡スチロールでタコのような形を組み合わせて水に浮かべるものです。
地域の皆さんのおかげで楽しい授業ができそうです。
子供たち,身を乗り出して「めだか」を観察していますね。
ここで一句「ぢっとしていぬめだかたち目で追う子」
2024年5月15日水曜日
かわいいノート
一年生の算数です。一年生が入学して一か月たちます。担任の先生はそろそろノート指導に入っています。子供たちに「学習のめあて」を書かせるのです。
驚くべき可愛さですよね。なんとも愛らしい,味のある字を書きます。一年生の子供たちはまだ,書くのは遅いですが「鉛筆の握り方」や「定規の使い方」「一つ一つのひらがなを丁寧に書く」などに気を付けています。この世代にしか見られないかわいい文字です。
子供たちの指導で気を付けることの一つに「待つ」ことがあります。担任の先生はしっかり授業の準備をして,じっくり待って,柔軟に対応することが求められます。
かわいいノートに思わず見入ってしまいました。
ここで一句「母の日や吾子の手紙は【ありがとう】」
2024年5月14日火曜日
2024年5月13日月曜日
楽しいな!調理実習。
5・6年生が調理実習をしています。
メニューを決めて,それぞれが何を買うか分担して作っていました。全員で作ったものは「三色野菜炒め」です。他には各グループごとで「スクランブルエッグ」「塩焼きそば」「ジャーマンポテト」などとバラエティーに富んでいます。
土曜授業を生かした楽しい実技学習でした。ちなみに3・4年は田植え体験でした。
ここで一句「母の日をメールで祝う日曜日」
2024年5月11日土曜日
2024年5月10日金曜日
スキル(技能)とストラテジー(方略)
特別支援学級の子供たちと担任の先生方が授業を行っています。これは「生活単元学習」とよばれるものです。単元学習で大切なことは「子供たちが必要性を感じる実の場を構成する」ということです。
スキルは一つの独立した技術のことです。例えば写真の学習なら耕運機の使い方とか野菜の植え方全般などを知るということです。これだけ学習してもきっと子供たちは「ふうん。あ,そう。」で終わってしまうと思います。
ストラテジーはストーリーです。「野菜を育てて収穫する」というストーリーを考えたとき,結果的に耕運機を使わなければならない。植える野菜のことを調べなければならない・・・となってきます。子供たちが学ぶ必要性を感じるというわけです。こうして身についた知識は,生きていく上で必ず役に立つ考え方に直結します。体験を通しています。
それにしても・・・学びとはいえ実に微笑ましい光景です。本校の職員は子供たちのことを真剣に,全力で想っています。学校とよばれる場所は,教師,保護者,関係機関の子供たちへの善意や愛情で成り立っている場所なのだと改めて身が引き締まる想いです。
ここで一句「結び目のほぐれてチマキ蒸し上がる 豊田いし子」
※生活単元学習で「ちまき作り」もありましたので・・・。
2024年5月9日木曜日
2024年5月7日火曜日
五感を働かせて・・・
子供たちが学習しています。教科は国語です。子供たちが「紹介したいこと」を写真や絵,図と言葉で紹介する学習です。紹介の形は「絵日記」や「新聞」です。担任の先生がそれぞれの書式が記入されたワークシートを準備しています。
子供たちの文章を見てみました。傾向として長い文が多かったと思います。例えば「朝,ご飯を食べてそのまま遊びに行って,友達と魚釣りに行ってその後家でおやつを食べて・・・」といった感じです。
授業としては「見たこと」「聞こえたこと」「におい」「味」など,感覚的な部分に留意して書くよう,先生から指示が出ていました。
どんな新聞や絵日記ができるのでしょうか。楽しみです。
ここで一句「矢車のきりきりと海へ向きを変え(神野雨耕)」
2024年5月2日木曜日
盛り上がる学び
2024年5月1日水曜日
看脚下(かんきゃっか)
子供たちが校歌の練習をしています。本校の校歌は「古関祐而」作曲の,歴史的に価値のある校歌です。リズムやメロディーラインが古い感じが全くありません。ですが,歌い方としてはなかなか難しいと思っています。「ラ・レー♯ファミ♯ファレーラー・・」とポンポンと音が跳ぶのです。
子供たちに1音1音ピアノで音を取ってあげました。ゆっくり歌わせました。リズムを手拍子で取らせました。少しずつ曲の成り立ちが分かってきているようでした。
このように,おろそかにされがちな基本的な足下に目を向けることは大切だと思っています。「看脚下」とは禅の言葉で「足下に気を配る」という意味です・・・。この言葉の深い意味,役立つのは音楽だけに限らないものと思っています。
ここで一句「更衣(ころもがえ)校歌の意味を再確認」
2024年4月30日火曜日
宇宙なんちゃら こてつくん
本日は,肝付町の永野町長様が本校にいらっしゃって,肝付町の宇宙応援アンバサダー「宇宙なんちゃら こてつくん」グッズを一年生の子供たちに贈呈してくださいました。
肝付町といえば・・・「やぶさめ」と「ロケット」ということです。そして内之浦はそのロケット基地のお膝元です。
本日は,本校の子供たち全員にグッズを配布しました。
大切に使って欲しいと思っています。
ここで一句「惜春を吹き飛ばし行くイプシロン」
2024年4月26日金曜日
2024年4月24日水曜日
なんじゃ こりゃ!
朝のボランティアの時間に子供たちが何かを発見しました。「あっ!なんか白いのがある!」興味津々に子供たちが駆けつけました。4年生の男の子たちです。口々に何か話しています。「これはねぇ。モリアオガエルなんだよ。卵を水の中でなく泡の中に産むのが特徴なんだよ・・・。」と得意げに話しています。ほほぉ。よく知ってるな・・・。と思い,ネットで調べてみました。すると,モリアオガエルは木の上で生活する珍しいカエルなのだそうです。木を見たところ,それらしい影は見当たりません。しかし,ほかにも「泡の中に卵を産む習性のあるカエル」はいるようでした。
子供たちに「調べてみてごらん」と進めてみます。こういった子供の興味や関心をつかむことは教師にとって大切です。いわゆる子供の実態をつかむことになります。例えば国語の説明文の学習で「あの子は,そういえばカエルのことが詳しかったな・・・」とわかっていれば,教科書で説明文の書き方を学んだ後,学んだことを生かしてカエルのことについて調べて書かせると嬉々として学習する,というわけです。
4年生は集団(群れ)で学びます。見ていて本当に微笑ましいです。
ここで一句「ヒソヒソと集う十歳暮れの春」
2024年4月23日火曜日
テストは続くよ どこまでも♪・・・
子供たちがテストを受けています。本日から始まっているテストは通称「NRT」と呼ばれているものです。「NRT」は「N(に)っぽん R(れ)んこん T(と)レーニング」の略です・・・。なんちゃって。本当は「Norm Reference Test」の頭文字です。「Normとは標準的な」という意味です。「集団の標準的な水準と比較して学習者の能力を測る」ことをねらいとしています。
他には「CRT」といって「授業などで設定した目標がどのくらい達成できたかを測る」ことをねらいとしたテストもあります。
子供たちの力を多角的に調査して日々の授業つくりに生かしていこうということです。
もうすぐでたくさんのテストも終わります。がんばれ!子供たち。
ここで一句「菜種梅雨テストは続くよどこまでも」
2024年4月22日月曜日
おそうじ おそうじ・・・
そうじを頑張っています。ぞうきんで床を拭いています。箒でさっさと床をはわいています。小さな体で一生懸命掃除をしています。
もちろん,先生方も一緒に掃除しています。内之浦小の子供たちは掃除に一生懸命取り組みます。感心します。子供たちは笑いながら「それ!おそうじおそうじ・・・」と言っているようです。゛せっせと取り組みます。ふふふ。かわいいです。
ここで一句「山笑ふちびっ子お掃除ピッカピカ」
2024年4月19日金曜日
自立活動と遊び
子供たちが楽しそうに遊んでいます。左は特別支援学級の自立活動です。ジェンガをしています。右は休み時間の4年生です。消しゴム戦争をしています。
子供同士で話しています。「こっちを引っ張ったらどうかな。」「えぇ・・・。怖いな。」「よし,君をねらうぞ。」「えっ!やめてください。」・・・
お互いに一つの共通体験をしながら話すのは「会話」ではなく「対話」です。
こうやって子供たちの相手意識やコミュニケーション能力が育っていくのでしょうね。
見ていて微笑ましかったです。
一緒に消しゴム戦争に参加しました。すぐに子供の消しゴムに弾き飛ばされてしまいました。ははは。
ここで一句「子供らは遊びの天才夏近し」
2024年4月18日木曜日
全国学力・学習状況調査
2024年4月16日火曜日
2024年4月15日月曜日
2024年4月12日金曜日
異学年で関わる ということ。
3年生は4年生のお手本に注目しています。一方4年生は,3年生にいいところを見せようと,張り切っています。
子供にとって先輩と後輩という関係はとても大切です。上級生は下級生がいることで背筋が伸びます。そういったことを利用して行う教育活動の一つとして「縦割り活動」があります。小規模校の強みでもあります。上下関係も改めて大切にしていきたいと思っています。
ここで一句「こぼれ来し香に早春の始まりし」(青野迦葉 元「草の花」主宰)
2024年4月11日木曜日
学習の躾について
学習を進める上で,大切なことの一つに「学習のルールを確認する」ということがあります。俗に言う「学習の躾」の部分です。学習用具に関することだけでなく「話す・聞く・発表する・・・」などのルールも現在各学級で確認されています。
本校はどの学年も学習の躾が徹底されています。学校で実践している学習の躾は,子供たちの生涯にわたる学習に関しても大事になってくるものと考えています。
年度初めの今だからこそ,大切にしなければならない部分だと思っています。
ここで一句「鉛筆と消しゴム揃え遊ぶ春」
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