明日から心配される台風。
海が近くの内之浦小学校でも、台風接近に備えての準備が進んでいます。
そんな中、漁協関係の保護者の方が、
「ぜひ子供たちに見せてあげてほしい。」
ともってきてくださったのが、写真のイセエビの子供「稚エビ」です。
内之浦沿岸は、県内でも有数のイセエビの産地。
資源を絶やすことの無いよう、漁礁(ぎょしょう)を海中に沈めて、定期的に調査しているのだそうです。
明日の台風に備えて、この漁礁をいったん引き上げた際に、ついていた稚エビをもってきてくださいました。
大きさは、大きいもので5センチ程度。
この大きさに育つまでに2年ほどかかっているとのことです。
普段見かけるイセエビの大きさは、数十センチはありますから、ずいぶんかわいく見えます。
児童も、とても興味深く観察していました。
とても豊かな海の恵み。
これから先もずっと受け継がれていきますように…。