2024年5月17日金曜日

集団の良さ

 

 一年生が体育で「縄跳び」に取り組んでいます。これは「8の字跳び」といいます。跳んだ子供は反対側に回り込んで逆の方向から縄を跳ぶ,ということです。決められた時間内に何回跳べるかを競うものです。
 一年生なのに上手に跳んでいますね。見ていると自分が跳ぶのを頑張ることはもちろん「○○さんがんばれぇ!」とか「○○ちゃん,いけぇ!」などと他の人を応援する声が聞こえてきます。
 跳ぶ子供は周りのみんなに応援されることできっと嬉しいことでしょう。また,応援する側も,相手の頑張りを見て元気をもらうことでしょう。
 何か一つのことを頑張っている時,自分一人で取り組むことと,仲間と一緒や他の大切な人のために取り組むのでは限界が変わります。不思議です。他の大切な人のために頑張るとさらに頑張れるのです。人間が社会的動物であるといわれるゆえんだと思っています。
 一年生の子供たちはびっくりする位たくさんの回数を跳んでいました。
 これからも,お互いに励まし合いながら伸びていって欲しいと思っています。
 ここで一句「頑張れと言って言われて若葉風」

2024年5月16日木曜日

めだかの学校

 

 小学5年生の理科に「めだかの学習」があります。5月は「めだか」が卵を産む季節です。子供たちは「めだか」の卵を観察したり,生まれたばかりの「めだか」の赤ちゃんを観察したりします。その時に「解剖顕微鏡」といわれる新しい器具の取り扱いも学びます。
 実は「めだか」がどこにでもいそうでいないのです。そこで近隣の学校や地域の方に声を掛けたところ,たくさんの「めだか」をいただくことができました。
 子供たちが観察していく「めだか」は「サタンの黄ビレ」といわれる種類なのだそうです。尾びれに黄色の線が入っています。卵を産み付ける場所は水草にかぎらないとのこと。人工水草もいただきました。発泡スチロールでタコのような形を組み合わせて水に浮かべるものです。
 地域の皆さんのおかげで楽しい授業ができそうです。
 子供たち,身を乗り出して「めだか」を観察していますね。
 ここで一句「ぢっとしていぬめだかたち目で追う子」

2024年5月15日水曜日

かわいいノート

 















  一年生の算数です。一年生が入学して一か月たちます。担任の先生はそろそろノート指導に入っています。子供たちに「学習のめあて」を書かせるのです。
 驚くべき可愛さですよね。なんとも愛らしい,味のある字を書きます。一年生の子供たちはまだ,書くのは遅いですが「鉛筆の握り方」や「定規の使い方」「一つ一つのひらがなを丁寧に書く」などに気を付けています。この世代にしか見られないかわいい文字です。
 子供たちの指導で気を付けることの一つに「待つ」ことがあります。担任の先生はしっかり授業の準備をして,じっくり待って,柔軟に対応することが求められます。
 かわいいノートに思わず見入ってしまいました。
 ここで一句「母の日や吾子の手紙は【ありがとう】」

2024年5月14日火曜日

引き渡し訓練

 


 昨日は「緊急時引き渡し訓練」が行われました。学校から「豪雨のため下校時刻を早めます。14:00から玄関で子供を引き渡します。迎えに来て下さい。」というメールを送ります。しばらくすると,保護者の方々が子供たちを引き取りに来ました。
 これから梅雨がやってきます。保護者の皆さんが迎えに来たとき,子供たちは嬉しそうでした。豪雨や災害がなければよいのですが・・・万が一の備えとしての訓練でした。
 ここで一句「雨避難親子手つなぐ若葉風」


2024年5月13日月曜日

楽しいな!調理実習。

 

 5・6年生が調理実習をしています。
 メニューを決めて,それぞれが何を買うか分担して作っていました。全員で作ったものは「三色野菜炒め」です。他には各グループごとで「スクランブルエッグ」「塩焼きそば」「ジャーマンポテト」などとバラエティーに富んでいます。
 土曜授業を生かした楽しい実技学習でした。ちなみに3・4年は田植え体験でした。
 ここで一句「母の日をメールで祝う日曜日」

2024年5月11日土曜日

田植え体験

 

 3.4年生で田植え体験をしました。
 見てください!この笑顔!
 どろんこ,ベチョベチョ,なんのその・・・でしたよ。
 ここで一句「余り苗にも育たむとする心」迦葉・・・いい句ですね。

2024年5月10日金曜日

スキル(技能)とストラテジー(方略)

 

 特別支援学級の子供たちと担任の先生方が授業を行っています。これは「生活単元学習」とよばれるものです。単元学習で大切なことは「子供たちが必要性を感じる実の場を構成する」ということです。
 スキルは一つの独立した技術のことです。例えば写真の学習なら耕運機の使い方とか野菜の植え方全般などを知るということです。これだけ学習してもきっと子供たちは「ふうん。あ,そう。」で終わってしまうと思います。
 ストラテジーはストーリーです。「野菜を育てて収穫する」というストーリーを考えたとき,結果的に耕運機を使わなければならない。植える野菜のことを調べなければならない・・・となってきます。子供たちが学ぶ必要性を感じるというわけです。こうして身についた知識は,生きていく上で必ず役に立つ考え方に直結します。体験を通しています。
 それにしても・・・学びとはいえ実に微笑ましい光景です。本校の職員は子供たちのことを真剣に,全力で想っています。学校とよばれる場所は,教師,保護者,関係機関の子供たちへの善意や愛情で成り立っている場所なのだと改めて身が引き締まる想いです。
 ここで一句「結び目のほぐれてチマキ蒸し上がる 豊田いし子」
 ※生活単元学習で「ちまき作り」もありましたので・・・。
 

2024年5月9日木曜日

一年生を迎える会

 

  一年生を迎える会が行われました。本校は全校児童45人です。一年生は6人です。全員で前にいる一年生一人一人にじゃんけんで勝ったら手持ちのカードに印をつけてもらうというゲームを行いました。最終的には一年生6人全員の印を付けることが目標です。
 一年生は大喜びです。じゃんけんで相手が勝ったらペンで印をつけます。まるで先生のように「くるり」と丸を付けています。心の中で「ウム,合格,くるり」といった感じでしょう。
 一年生はご満悦。大喜びでした。
 ここで一句 「軽やかに駆けて薄暑の幼子ら」

2024年5月7日火曜日

五感を働かせて・・・

 

 子供たちが学習しています。教科は国語です。子供たちが「紹介したいこと」を写真や絵,図と言葉で紹介する学習です。紹介の形は「絵日記」や「新聞」です。担任の先生がそれぞれの書式が記入されたワークシートを準備しています。

 子供たちの文章を見てみました。傾向として長い文が多かったと思います。例えば「朝,ご飯を食べてそのまま遊びに行って,友達と魚釣りに行ってその後家でおやつを食べて・・・」といった感じです。

 授業としては「見たこと」「聞こえたこと」「におい」「味」など,感覚的な部分に留意して書くよう,先生から指示が出ていました。

 どんな新聞や絵日記ができるのでしょうか。楽しみです。

 ここで一句「矢車のきりきりと海へ向きを変え(神野雨耕)」


2024年5月2日木曜日

盛り上がる学び

  左の写真をご覧ください。一年生が「犬のおまわりさん」を歌っています。最近は教科書がデジタル化されて大画面のテレビを見ながらの学習となります。歌う歌詞のところが,曲の速さに合わせて色が変わっていくのです。一年生の子供たちは大きな声でリズムに合わせて体を揺すったり手を振ったりして歌っています。ノリノリです。

 

 右の写真は5・6年生の外国語科です。中学校の英語科の先生が指導に来てくださいます。
教科書に参加している「ソフィア」さん。好きな食べ物は!なんと!
「クロコダイルステーキ」!
外国はいろいろなものを食べるのですね。
おっそろしーぃ。
 ここで一句
「夏めきて子らの学びが盛り上がる」

2024年5月1日水曜日

看脚下(かんきゃっか)

 

 子供たちが校歌の練習をしています。本校の校歌は「古関祐而」作曲の,歴史的に価値のある校歌です。リズムやメロディーラインが古い感じが全くありません。ですが,歌い方としてはなかなか難しいと思っています。「ラ・レー♯ファミ♯ファレーラー・・」とポンポンと音が跳ぶのです。
 子供たちに1音1音ピアノで音を取ってあげました。ゆっくり歌わせました。リズムを手拍子で取らせました。少しずつ曲の成り立ちが分かってきているようでした。
 このように,おろそかにされがちな基本的な足下に目を向けることは大切だと思っています。「看脚下」とは禅の言葉で「足下に気を配る」という意味です・・・。この言葉の深い意味,役立つのは音楽だけに限らないものと思っています。
 ここで一句「更衣(ころもがえ)校歌の意味を再確認」