子供が文字を書いています。お手本を見ながら指定されたマスに書いています。
中には書かれている問題文を小さな声を出して読んでいる子供がいます。誰かから習ったのかどうか分かりませんが,この子の行動はとても合理的です。
「読書百遍意自ずから通ず」という昔のことばのとおり,読んで意味が分からなければ声に出して読むことが有効なのです。
国語の学習では「音読→理解学習」「朗読→表現学習」と明確に区分けがされています。子供が小さければ小さいほど「読み聞かせ」を行うことが有効ということです。子供に「言葉」のシャワーを浴びせることで,言葉について様々な想像を働かせたり言葉の理解が進んだりするということです。大切なことは昔から変わらないということです。
ここで一句「入梅や晴耕雨読つらつらと」