1・2年生が学級活動を行っています。話し合い活動です。議題は「雨の日の過ごし方を考えよう」です。
「どんな過ごし方が考えられるでしょう。」という発問に対して「走らない。」とか「あばれない。」などと出ています。
求められている答えは「具体的に何をして過ごすか。」ということです。ですが子供たちはまず「やってはいけないこと」から発表しているようでした。そして…ある子が「本読みをする。」と発表し,先生がそのアイディアを板書したことで「あぁ…。そう答えればいいのか。」と得心がいったようで,それ以降の子供たちの発表は「廊下を歩く。」とか「歩きながらの学校探検」など,具体的なアイディアが出てきました。
子供たちの合意形成に必要なのは,教師側としては「待つこと」だと感じたことでした。大人でも難しい合意形成。相手と思考の歩調を合わせる大切さを改めて思い出しました。
ここで一句「夏服や露(あら)わな腕の白きこと」