2024年10月9日水曜日

読書

 

 子供たちが絵を描いています。「読書感想画」です。読書について考えてみました。
 1 読書とは,自分が考えて話を作るのでなく,相手(筆者)の考えに寄り添って行われるものである。つまり,相手に合わすことを学ぶものである。
 2 読書とは,一人一人の読者の頭の中に,イメージが膨らむものである。そして,どれ一つとして同じものはない。
 3 読書とは,決して衝動的に素早く理解できるものではない。相手(筆者)の考えを理解するスピードは決して速いものではない。それはつまり,生きるスピードである。つまり,相手(筆者)の生きるスピードに合わすことである。

 読書は,相手の話を最後までよく聴く行為にそっくりなのですね。落ち着きが必要ならば読書すればよいのではないでしょうか。それはつまり,相手の生きるスピードに合わせる行為なのですから。
 ここで一句「木の実落つ本を読む手を止めて見る」